【イベントレポート】
アルゼンチン共和国パラカヌーチーム選⼿と
滝川市の⼩学⽣とのオンラインで交流会を開催
2020.12.25
ブエノス・アイレス
概要東京パラリンピックホストタウンの滝川市で、初めての交流事業を⾏いました
北海道滝川市は、2020年12⽉18⽇(⾦)にアルゼンチン共和国パラカヌー代表チームと滝川市内の江部⼄⼩学校の児童との交流会「おしえて!! ルーカス選⼿」を、ZOOMミーティング機能を⽤いてオンラインで実施いたしました。
オリンピック・パラリンピック教育推進校に指定されている江部⼄⼩学校の5年⽣16⼈と、前⽥康吉市⻑、アルゼンチン現地からパラリンピック代表ルーカス・ディアス選⼿ら代表チーム、東京のアルゼンチン⼤使館からもアラン・ベロ―駐⽇特命全権⼤使らが参加しました。
オリンピック・パラリンピック教育推進校に指定されている江部⼄⼩学校の5年⽣16⼈
アルゼンチン共和国パラカヌーチーム選⼿と滝川市の⼩学⽣とのリモート交流会は、東京パラリンピックのアルゼンチンのホストタウンになっている滝川市が、当初予定していた交流会が開催できなくなったことから企画されました。
オンライン交流会「おしえて!! ルーカス選⼿」では、江部⼄⼩学校の児童たちが授業で教わったスペイン語で⾃⼰紹介をしたあと、ルーカス・ディアス選⼿に競技に取り組んだきっかけや1⽇の練習時間などを質問しました。ルーカス選⼿は、児童たちの質問に「きのうより今⽇の⽅がカヌーをうまくなるように毎⽇練習を重ねている」「来年、滝川市に事前キ
ャンプで訪れるのを楽しみにしています」「⼀緒に、ジンギスカンでバーベキューをやりましょう!」などと⼩学⽣との交流を楽しみました。
滝川市は、東京パラリンピック⼤会で事前合宿を実施するアルゼンチン共和国パラカヌー代表チームと市⺠との交流や対話を⾏うことで、⾔語の違いや障がいの有無に関わらず、市⺠の⼼のバリアフリーを促進するとともに、アルゼンチンと滝川市の交流の⼟台となる⼈と⼈との繋がりを深め、交流継続の礎を築くことを⽬的に、来年も交流事業を続けていきます。
【イベントレポート】
アルゼンチン共和国パラカヌーチーム選⼿と
滝川市の⼩学⽣とのオンラインで交流会を開催
2020.12.25
ブエノス・アイレス
概要東京パラリンピックホストタウンの滝川市で、初めての交流事業を⾏いました
北海道滝川市は、2020年12⽉18⽇(⾦)にアルゼンチン共和国パラカヌー代表チームと滝川市内の江部⼄⼩学校の児童との交流会「おしえて!! ルーカス選⼿」を、ZOOMミーティング機能を⽤いてオンラインで実施いたしました。
オリンピック・パラリンピック教育推進校に指定されている江部⼄⼩学校の5年⽣16⼈と、前⽥康吉市⻑、アルゼンチン現地からパラリンピック代表ルーカス・ディアス選⼿ら代表チーム、東京のアルゼンチン⼤使館からもアラン・ベロ―駐⽇特命全権⼤使らが参加しました。
オリンピック・パラリンピック教育推進校に指定されている江部⼄⼩学校の5年⽣16⼈
アルゼンチン共和国パラカヌーチーム選⼿と滝川市の⼩学⽣とのリモート交流会は、東京パラリンピックのアルゼンチンのホストタウンになっている滝川市が、当初予定していた交流会が開催できなくなったことから企画されました。
オンライン交流会「おしえて!! ルーカス選⼿」では、江部⼄⼩学校の児童たちが授業で教わったスペイン語で⾃⼰紹介をしたあと、ルーカス・ディアス選⼿に競技に取り組んだきっかけや1⽇の練習時間などを質問しました。ルーカス選⼿は、児童たちの質問に「きのうより今⽇の⽅がカヌーをうまくなるように毎⽇練習を重ねている」「来年、滝川市に事前キ
ャンプで訪れるのを楽しみにしています」「⼀緒に、ジンギスカンでバーベキューをやりましょう!」などと⼩学⽣との交流を楽しみました。
滝川市は、東京パラリンピック⼤会で事前合宿を実施するアルゼンチン共和国パラカヌー代表チームと市⺠との交流や対話を⾏うことで、⾔語の違いや障がいの有無に関わらず、市⺠の⼼のバリアフリーを促進するとともに、アルゼンチンと滝川市の交流の⼟台となる⼈と⼈との繋がりを深め、交流継続の礎を築くことを⽬的に、来年も交流事業を続けていきます。
オリンピック・パラリンピック基本方針推進調査事業
2021.2.28
2020 年5 月、Octlink のCEO田中は、内閣府の推薦によりオリンピック・パラリンピック・ホストタウン(HT)アドバイザーに任命されました。そして、オリンピック・パラリンピック基本方針推進調査事業の一環として、アルゼンチン共和国パラカヌーチーム選⼿と滝川市の⼩学校の生徒との間で、オンラインによる交流会を(2020 年12月18⽇と2021 年2月25⽇の)2 回に亘って企画・開催しました。
※ホストタウンとは?
東京五輪・パラリンピックの参加国・地域の選⼿らとの交流などを担う地方自治体のことです。
【第1 回目】東京パラリンピックの「ホストタウン」である滝川市で、初めての交流事業を実施しました。
北海道滝川市は、2020 年12月18⽇(⾦)にアルゼンチン共和国パラカヌー代表のルーカス・ディアス選⼿と滝川市立Ebeotsu⼩学校の児童との交流会「おしえて!! ルーカス」をオンラインで開催しました。滝川市⻑の前⽥康吉氏及びアルゼンチン共和国のアラン・ベロ―特命全権⼤使らも参加しました。
滝川市は、東京パラリンピック⼤会で事前合宿を実施するアルゼンチン共和国パラカヌーの代表選⼿と滝川市⺠との交流を通じて、⾔語の違いや障がいの有無に関わらず、「心のバリアフリー」キャンペーンを促進するとともに、アルゼンチンと滝川市の交流の⼟台となる⼈と⼈との繋がりを深め、交流継続の礎を築くことを目的にこのイベントを行いました。
【第2 回目】第二回目の交流会は、2021 年2 月25 ⽇(木)2部構成で、再度、オンラインにて開催されました。
第一部は、ルーカス選⼿が来⽇した際の練習及び宿泊施設などを動画で紹介すると共に、各施設の責任者からの暖かいビデオ・メッセージを頂きました。それに加えて、ルーカス選⼿の来⽇記念行事として、アルゼンチンと⽇本(滝川市)の料理交流を実施しました。
具体的には、在⽇アルゼンチン⼤使館のご協力の下、⼤使館の専属シェフSr. Claudio Olmos がア
ルゼンチンのピザ「フガセッタ」のレシピを、滝川市内のレストラン「La Pecora」のオーナーシェフSr. Kazuki Kawauchi に教えて頂きました。Kawauchi シェフは、滝川産の⼩麦粉「HARUYUTAKA」と北海道産の玉ねぎを用いて、「スペシャルなフガセッタ」を試作しました。河内シェフから、このメニュー名を「ルーカス」と命名して良いかと聞かれたルーカス選⼿は「光栄です。」と応え、滝川市のホストタウンとしての「おもてなし」に感動した様子でした。
第二部は、⽇本の車椅子アスリートで、冬季・夏季のパラリンピックで⾦メダルを獲得したSra. Wakako Tsuchida がEbeotsu ⼩学校の児童らを前に講演を行いました。Sra. Tsuchida は、高校の時、交通事故に遭い車いす生活となりました。アイススレッジスピードレースの選⼿として、1998 年、⻑野パラリンピックに出場し、1000m、1500m で⾦メダル、100m、500m で銀メダルを獲得しました。その後、彼女は車いす陸上競技に転向し、2004 年のアテネパラリンピックで、5000m で
⾦メダル、フルマラソンで銀メダルを獲得し、⽇本⼈史上初の夏・冬パラリンピック⾦メダリストとなりました。
2008 年北京、2012 年ロンドンの両パラリンピックではレース中のアクシデントにより結果を残せず、迎えた2016 年リオデジャネイロパラリンピックには、フルマラソンに狙いを定めて出場しました。彼女は、トップとわずか1 秒差の4 位でメダルを逃すも、過去2 ⼤会の経験を活かす好レースを繰り広げました。
Sra. Tsuchida のモットーは、「常に高い目標を設定して、自分の力を出し切ること。」だそうで、講演の最後に子供たちに次のようなメッセージを残しました。「皆さんには、①挑戦する心、②納得するまで諦めない心、③感謝する心と云う3 つの心を持って欲しい。そうすれば、皆さんはどんな困難も乗り越えることができ、充実した⼈生が送れます。」
Sra. Tsuchida の生の声を聞く中で、子供たちの目つきが変わっていくのが分かりました。講演の後、子供たちは本物の⾦メダルに触れることができ、目をキラキラさせていました。子供達にとって一生忘れることのない思い出になったと共に、意識改革のきっかけにもなったようでした。子供達の⼈生を左右するかもしれないそんな⼤事な場面に立ち会えたことで、交流会に参加した司会者を含め、スタッフ全員の心が共鳴し、感動の渦に巻き込まれました。
2 回のオンライン交流会を通じて、滝川市⺠とアルゼンチンのルーカス選⼿の心が繋がったのは間違いありません。